他人事ではない建物の欠陥。
マスコミ取材で説明しきれなかった現象
よくある「欠陥事例」を写真・図解でご紹介。あなたの住まいに心当たりはありませんか?
知らないと損をする。教えられたことがデタラメだった。第三者だから言える本当のこと。
雨漏りや、クロス・外壁等のひび割れ・・・欠陥かな?と思ったら是非その症状と比較してみてください!
我々が依頼された日々の検査記録です。
本日は基本的な事ができていない欠陥住宅事例。
木造軸組工法は地震などの横揺れに
対して抵抗できるように、筋かいという部材を
入れます。
ただし、ただ入れるだけでは意味がありません。
筋かい端部は地震時に破断しやすいので、
金物と所定の釘で留めつける必要があります。
(建築基準法に規定されています)
上の写真のように、金物がなければ
入れる意味はありません。
こちらは小屋裏
ここにも斜めの部材が必要です。
(振れ止めという部材が必要になります。)
ありません。建築基準法違反です。
最後に床下。
縦に入っている部材が床束という部材なのですが、
この床束同士を緊結する部材(根がらみ)が
必要です。
ありませんよね・・・・。
このような構造の手抜きはいろいろなところ
に不具合を出てきます。
こんな不具合です。
・床なり
・クロスのひび割れ
・外壁の割れ
・建物の揺れ
等です。
上記のような不具合があるときは専門家による
調査を依頼する必要があると思われます。
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