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ニュースな欠陥マンション

他人事ではない建物の欠陥。
マスコミ取材で説明しきれなかった現象

欠陥住宅事件簿 よくある欠陥事例。あなたの住まいに心当たりは?

よくある「欠陥事例」を写真・図解でご紹介。あなたの住まいに心当たりはありませんか?

ちょっと待て!正しいですか?あなたの知識

知らないと損をする。教えられたことがデタラメだった。第三者だから言える本当のこと。

これが欠陥住宅の予兆だ!

雨漏りや、クロス・外壁等のひび割れ・・・欠陥かな?と思ったら是非その症状と比較してみてください!

欠陥住宅の調査記録

我々が依頼された日々の検査記録です。

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【欠陥住宅の検査記録の月別記事リスト】

本日は沈下の欠陥住宅例です。



売買契約で家を購入されたのですが、


調査で沈下していることが発覚しました。



原因は軟弱な地盤の上に、


何の改良もしないで家を建てたこと!!



しかも、基礎の耐圧盤の厚みは図面の半分です。


*基礎耐圧盤

基礎の底部にある平べったい部分で、

建物の荷重を面で支える役割を果たす。

厚み不足は、強度の低下です!!


10135122695.jpg

 

10135122767.jpg

 

当然、沈みます。


建売や中古住宅購入時は、沈下現象がないか


チェックする事が欠陥住宅を掴まない最善の策です。


本日は金物について・・・・


現場というのはなかなか設計図通りにはいかないものです。


たとえばこんな例・・・・


 

10134997416.jpg

まず以前も書きましたが、この丸い金物は木の継ぎ手の


右側にないと効果がありません。



また、この金物がやたらと埋め込まれてませんか??



これはコンクリートからのボルトの出がすくなく、


無理やり木を削ってナットをはめ込んだんです!!



こんなことは日常茶飯事です。


現場というのは難しいものです。


常にトラブルが付きまといます。




悲しいかな、一からやり直すことはなかなかないです。


みんな『まあ、いいか・・・』 で済ましてしまいます。


(もちろんそうでない方もいらっしゃると思いますが・・・・)



ただ、メーカーが推奨する施工ではなく、


当然、計画した強度は得れません・・・・


本日は雨漏れの例です。


バルコニーは雨漏れのしやすい場所のひとつです。


こちらのお宅はこんなところから、雨漏れしてました。



10134038177.jpg



拡大すると・・・・・


10134038268.jpg

 

窓の枠と金属板(水切りといいます)の間に


隙間があることがわかりますでしょうか??



こういう隙間から雨漏れ発生します!!



しっかりチェックしましょうね!!


本日は床に関すること。

こちらの家は残念ながら、相当悪質な手抜き工事による

欠陥住宅でした。

ほんとにまだこんな業者がいるのか??

と思います。

床というのは(特に2階、3階部分)、地震の時に、

力を伝える役目をします。

力を伝えるには、床面を頑丈にしなければなりません。

そのために斜めの材料を入れたり、1枚ものの合板を

貼ったりします。



10132898195.jpg 


たとえばこんな風にフローリングを直接貼ると


当然、床面は頑丈ではなくなります!!




10132898323.jpg 

これは先ほど言っていた斜めの材料です。


よく見ると、ボルトがありません!!




建物は一部分だけが強くても、他の部分が弱ければ、


結果的に弱い部分から壊れてしまいます。




しっかりチェックしましょうね!!


今日は雨漏れの話です。

雨漏れは比較的簡単に気づく事が出来る

欠陥住宅の現象です。

やはり、相談件数も一番多い。

では、雨漏れを防ぐにはどうすればいいか???

答えは簡単です。

どんな小さな隙間も見逃さないこと!!


10132612432.jpg 

これは先日調査したお宅の小屋裏・・・・


小屋裏から見て、光が漏れています。

これが将来雨漏れになるんです。



フラッシュをたくとこんな感じ。


10132612557.jpg 

手前の白いものは防水シートと呼ばれるもの。

薄くてやぶけやすい・・・・・

破れるとすぐに漏水します。

現場でこのシートが破れていたら要注意です!!


気をつけましょう!!


本日は2×4(ツーバイフォー)の欠陥住宅事例です。




2×4は従来からある木造軸組工法(在来工法)とは違い、


施工に関しては明確な基準がありますが、これを理解していない


施工例が数多く存在します。




まずは石膏ボードの貼り方


10130895479.jpg 

写真中央で継いでいるのがおわかりでしょうか?


その部分には必ず受け木を入れる必要があるのですが・・・・




ありません!!




ビスの留め方もまばらです・・・・


100mm以下が正解なのですが。


10130896670.jpg 

実際は250mmになってます。


実はこの壁は耐力壁(たいりょくへき)と呼ばれる壁で


地震時に生じる水平力を負担する役割を担ってます。


(簡単に言うと重要な壁です)




これは2階の小屋裏内部。


木材(天井根太って呼ばれてます。)を中央で継いでいるのが


わかりますでしょうか?


10130896824.jpg 

しかしながら、この継ぎ手の下には壁が必要なのですが・・・・




壁がありません!




感覚的に何も支持がない部分で継ぐのはダメだというのは


誰でもわかりそうなとこですが、できてません・・・・





2×4は簡単そうに見えますが、いろいろ細かい規定があります。


しかも、従来の木造とは全く違う考え方です。


釘についても使い分けが要求され、施工不備が多いところです。

(1件の家に約1000本以上使われますので、そりゃあるだろ!)




残念ながら、それを理解して施工しているところは少なく、


こういった欠陥住宅が作られてしまいます。


欠陥住宅の原因は、やはり第一に施工不備


2×4については設計ミスも多いです。


どれだけ多くの人が、この日の事を覚えているのだろう。


あれから14年の歳月が経った。


あの年に生まれた子供は、もう14歳になろうとしている。



戦争を経験した世代の人々は戦争の悲惨さを伝え、


そして今の平和な日本を築きあげた。




地震を経験した私が感じた、地震の悲惨さと欠陥住宅の悲惨さ、


これらの想いをどのように伝えていくべきか。



そう考えたとき、当時のエピソードを多くの人に伝えることが


私に出来ることだと考えている。


~~~~~~~~~~~~~~


1月17日、運命のその日を迎える直前


我々一家は家のリフォームを依頼した。


古くなって使用していなかった風呂周りの改修工事だった。



その工事にあたった業者にこう言われたそうだ。


「この家は酷い欠陥住宅ですね。」



その言葉に、祖父は酷く落ち込んだそうだ。



そして迎えたその日、1階で寝ていた祖父と祖母が


家の下敷きになった。救出された時、祖父は既に息をひきとっていた。


私をとても溺愛してくれた人だった。



私は、その時感じた。確かにあれだけ大きな地震だったから


欠陥住宅じゃなかったとしても、家は潰れていたかもしれない。


しかし、戦争を生き抜きやっとの想いで建てた家が「欠陥」と言われた


祖父の無念。そして、その家の下敷きになって亡くなった無念。



それから2ヶ月あまり、私は眠れない日々が続いた。


目をつむると、またあの揺れが来そうな気がして眠れなかった。


下敷きになって、とても苦しい想いをしているのに私たちの心配を


してくれていたという祖父の優しさ。



色々な感情が入り混じり、空虚感にも襲われた。


人はなぜ生きるのか?


人はどうしてこんな悲惨な事が起こるのに欠陥住宅を作ってしまうのか。


当時は、この震災は人災でもあったと言われていた。やはり耐震基準に満たない


建物が沢山あったのだ。




「誰にもこんな想いをして欲しくない・・・」



そう思い始めた私の想い。



~~~~~~~~~


少しでも多くの人に、地震の怖さと欠陥住宅の悲惨さを伝えたい。


そして、今現在でも往々にしてある欠陥住宅。



欠陥住宅は今これを読んでいるあなたの家もそうかもしれないのです。


そして、そのままにしておく事はとても悲しい結果になるかもしれないのです。


心に留めておいて欲しいと思います。


こんにちわ。


今日はいかにもという欠陥住宅事例です。





まずは基本中の基本。


筋かいの欠落。


(筋かい・・・地震時に建物が揺れないように入れるナナメの部材)


10130613223.jpg 



計画ではあるのですが、施工はおこなわれていない。


欠陥住宅事例のパターンです。


もう一度・・・



計画では存在するが、施工が行われていない!!





梁(はり)


図面では300mmなのが、実際は280mmしかない。


10130613314.jpg 

たった20mmなのですが、ものすごく大きな違いです。


梁がたわんでしまいます。




こちらの家を建てた業者は、今は無き大手ハウスメーカーです。


平成4年に建てられたものなので、ちょっと古いですが、


施工はひどいものでした・・・・



・雨漏れ

・断熱材の欠落

・構造金物の欠落

・基礎の施工不良

・住戸間の壁の施工不良(防火構造違反)



このお客様は何年もメーカー側と交渉をつづけ、


最終的に私たちに辿りつかれました。


でも、業者は民事再生・・・・


計り知れない苦痛だったと思います。




我々ももう少し早ければ


なんとかできたのにと思わずにはいられません。




やはり施工が大事です。


たとえ大手メーカーであってもです。


日は防火と構造の欠陥住宅事例です。


外壁は隣近所からのもらい火を防止するために


一定の基準があります。


本日のお宅は外壁が 『モルタル塗り』 でしたので、


20mmの塗り厚さが必要です。



実際は・・・・


15mm・・・・・



10129997024.jpg 

これでは火がすぐに燃え移ってしまいます・・・・




その他にもこんな部分が・・・・


これは床下からの画像です。


基礎の上に寝かしてある木に継ぎ手があるのがわかると思います。


10129996927.jpg 

本来、この継ぎ手の左側にアンカーボルトっていう


金物が必要なのですが・・・・



見当たりません・・・・



これがないと、地震の時に基礎から土台が引き抜かれて


しまいます・・・・




実はこれは、よくある欠陥住宅例です。




これから新築される方は気をつけましょう!!


いきなりヘビーなものがきてしまいました。


本日の欠陥住宅事例は不同沈下です。



K様邸は築2年ちょっと。


レベルで測定すると




南東方向へ4/1000程度の床傾斜!!

(約8mで32mmの傾斜でした。)


さらに柱も同一方向に倒れてました。

(不同沈下です!!)







もちろん他にもたくさん・・・・


いつもの如く断熱材がない・・・・


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業者さんにも来ていただいて、補修を要求しましたが、


すぐには回答は出せませんとのことです。

(明らかに若そうな監督なので、仕方ないですが・・・・)




このような欠陥住宅は補修するにしてもやはり時間がかかります。


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こういうひび割れにはご注意を!! 



地盤は大事ですよ!!


新年明けましておめでとうございます。


本年1発目は大手住宅メーカーの欠陥住宅調査記録です。



愛知県のN様邸



床下の基礎立ち上がり部分・・・・


コンクリートに無数のビビ割れ


がありました。


10127365565.jpg 

これもコンクリート養生不足が原因です。


メーカー側の現場監督も欠陥を認めてました。




欠陥住宅撲滅は施工なしでは語れませんね。


気をつけましょう。


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